デザインにおいて「配色」はとても重要な要素です。配色によってデザイン全体のイメージがガラッと変化します。配色パターンには一定のルールがあり、慣れてくると感覚で配色を決められるようになりますが、コツを掴むまでには少し時間がかかります。
自分はデザイン、配色が苦手なので、あらかじめ決められた配色パターンがまとめられた書籍からそのまま転用させることにしています。
今回は、配色パターンの優れたアイデアが見つかるおすすめの書籍をご紹介したいと思います。
知りたい配色デザイン
配色パターンが多数載っているこの書籍ですが、パターンに限らずデザインの基本である「色」に関する基本的知識についてもページを割いているので、ただただパターンを闇雲に覚えるだけではなく基礎知識も合わせて学ぶことができます。
- 色相、明度、彩度、トーンとは?
- 同系色、同一トーン、赤み青み、アクセントカラー、コントラスト、セパレーション
- 分裂補色配色、3色配色、4色配色、6色配色
- 情熱的なデザイン、知的なデザイン、賑やかさ、味覚・嗅覚を呼び起こすデザイン
- 対比現象(明度対比、彩度対比、色相対比、補色対比
- 基本色チャート、特色掛け合わせカラーチャート
全篇カラーで、色にRGB表記が書かれているのでパソコンでも扱いやすい書籍です。
色に関する本のベースの知識として一冊常においておきたいですね。
大人女子デザイン
こちらの書籍も配色に関するデザイン本ですがタイトルにある通り、大人の女性が好みそうな配色、デザインに特化しています。
ざっと見通したところ原色は使わず淡い色でまとめられているのが特徴的でしょうか。大人っぽく抜け感のあるデザインでまとめられています。書籍の中身をここにアップロードするわけにはいきませんが、こんなジャンルわけでデザインが紹介されています。
- シンプル
- ナチュラル
- ポップ
- ガーリー
- スタイリッシュ
- フェミニン
- モダン
- ラグジュアリー
- インパクト
配色だけではなく、写真や文字の配置に関してもOK例NG例が例示されているので、アプリを作る方以外のデザイナーの方にもおすすめできると思います。